特に好きなゲームのひとつ『ニーア オートマタ(NieR:Automata)』の感想を書きます。
2017年2月23日に発売されましたが、2018年3月にPC版をセールで購入。
シリーズは本作以外未プレイで、前作『ニーアゲシュタルト』のストーリーはネタバレサイトで予習してからプレイしました。
よかった点
- アクション要素
- ストーリー、キャラクター設定、BGMや舞台などの世界観
- コンフィグの細かさ
1.アクション要素
走ること自体にスピード感があり、移動しているだけで楽しいです。
戦闘では4種類の武器を使って戦う、どれも動きがスタイリッシュでかっこよし。
さらに『回避』で敵の攻撃を避けたときに発生する演出がこれまた気持ちよし。
複数の敵相手にオラオラ攻撃しながら敵の攻撃を回避しては攻撃、回避しては攻撃。
速いテンポでこれを繰り返すのがたまらなく楽しいですね。
ちなみに好きな武器は小型剣と格闘です。速くて手数の多い武器好き(^q^)
2.ストーリー、キャラクター設定、BGMや舞台などの世界観
荒廃した地球の景色と流れるBGMの雰囲気が秀逸。
その雰囲気の中、アンドロイドとロボットが戦う展開が読めないストーリー。
ロボットが何をしてくるかわからない不安と恐怖を感じました。
ホラー系が超苦手なので先に進みたくない気持ちが出てくる場面も(笑)
※全然ホラーじゃないです。僕がビビりなだけです。
加えてキャラ描写や見せ方が本当にうまい。
主人公たちだけでなく、最終的に登場キャラ全員のことが好きになってしまいました。
ハマらない人もいるかもしれませんが、僕は終盤感情を動かされまくりで、やめ時を見失って困りました(笑)
3.コンフィグの細かさ
・ボタン配置を自由に設定できる
・視点カメラの設定を細かく変更できる
細かいことではあるけど、これができるゲームは少ないんですよね。
これのおかげで快適にプレイできてありがたい。
視点カメラの設定は特に細かくて、
【カメラ移動速度】【キャラとの距離】は当たり前で、
【キャラが向いている方向に自動で動く速度】
【ロックオンした時に動く速度】
などなどいくつも用意されています。
残念な点
- 視点カメラが固定される場面でかなり見づらい時がある
- シューティング要素に途中から飽きた
- チュートリアルの作りが軽い
1.視点カメラが固定される場面でかなり見づらい時がある
上でカメラ設定が豊富と書いたばかりなのですが、演出でカメラが固定される場面がときどきあります。
その中ですごくやりづらい場面が1か所あって、具体的にいうと遊園地ボス戦なんですが、初見きつかったですね。
2.シューティング要素に途中から飽きた
シューティング(ハッキング)のパターン数も多くなく、「そこまで難しくはないけどめんどくさい」といった感じ。
ハッキングに入ると戦闘が完全に中断してしまうのでテンポもよくない。
そもそもアクションが楽しすぎるので、近接攻撃ばかりして楽しんでました。
3.チュートリアルの作りが軽い
ゲームが始まってから順番に操作方法が表示されますが、最近のゲームに比べるとあっさりしすぎているかなー。
色々な人の配信を見ていると基本操作が分からず、最初のチュートリアル的な場面から進めずに折れそうになってる人もいましたね。
僕はどのゲームも始まったらすぐボタン設定調べるので大丈夫でした。
オススメです。
まとめ
世間的にかなり好評で、発売からずっと気になっていたタイトル。
実際プレイして評判に納得の面白さでした。
ストーリーだけでいうと、展開は面白いけど腑に落ちない点もあって、100点はつけられないです。
しかし見せ方、プレイヤーの心理コントロールみたいなものがとにかくうまくて、思い通りに手の上コロコロされました(笑)
それに加えてアクション要素の楽しさがあり、個人的には神ゲーと呼べるタイトルですね。
ほかの人がどういう反応をするのか見たくて、配信を見たりするくらい好き(笑)
アクションRPG好きな人ならプレイして損はないです。
なかなか値段が下がらないのでセールを狙うと少しは安く買えます。
なお、ストーリーは謎を含んだまま進んでいくので、自分で予想したり考えながらプレイすることになります。
「細かいことは考えたくない」「わかりやすい展開が好き」といったタイプの人だとストーリーを楽しめないかも…
サブクエもなるべく消化しながらの進行をおすすめします。
ちなみに前作『ニーアゲシュタルト』のストーリーは知らなくても問題ないですが、知っていたほうが細かいところまで楽しめるのでネタバレサイトの予習おすすめです。
ゲーム内で描かれていない点については、そこを考察しているサイトがいくつもあるので、そういう記事を見るのもまた楽しいですよ。
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